水の里(全国の水源地域や水文化の保全等に取り組む地域等)は、私たちにとってとても大切な“水”の出発点です。
水の里には豊かな川の流れや満々と水を湛えるダムなどがあり、多くの街や村を潤しています。
水が安定して利用できるようになるにつれて、水の里は人々の意識から次第に遠くなりつつあります。水をめぐる私たちの生活が、水の里との長く深いつながりの中で成り立っていることは忘れてはなりません。
水の里には、きらめく湖面、森の中のせせらぎや湧き水、水車や川端、井戸のある民家、川に飛び込む子どもたちなど、私たちの生活から遠のき忘れられつつあるものの、どこか懐かしい“水のめぐみ”とふれあう場面が遺されています。
日本の原風景や歴史に育まれた暮らしの文化が保全・継承されている地域でもあります。
このような地域のコミュニティと文化・暮らしが受け継がれていくよう、みんなで応援しませんか。